それ、本人を目の前にして言えますか?

ネットの発言、一度振り返ってみませんか?

ネット,モラル,悪口言わない

このブログでは主に自分が行っているアンチエイジングに関して情報発信していっています。ただ、それに関連してこの議題に関しても投げかけをしていきたいと思います。

それは昨今言葉の暴力性が増しているということです。

特にネット上など匿名性が強い場所においては顕著に見受けられます。それも具体的に書くのも嫌なので書かないですが、確実に面と向かっては簡単に言えないであろう言葉をいとも簡単にツイートやコメントなどで言い放っている光景はもはや皆さんも見慣れてしまっているのではないでしょうか。今やネット文化は誰にでも簡単に触れられるようになり、仮に無くなってしまっては世界中がパニックになってしまうでしょう。そしてあまり考えたくもありませんが、本当に大きな争いごとになる可能性もはらんでいる。それくらいの便利でかつ、大きな影響を与えることが出来るツールになっています。

今後もずっと付き合っていくであろう、主にネットなどの匿名性で守られている場所での言葉を中心に、一度見つめなおしていただきたくこの記事を書いていきます。

匿名性による凶暴化

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人は匿名性が強ければ強いほど凶暴性が増していく。

これは自らの経験に照らし合わせても確実に言える傾向です。特にそれは会社で仕事をしている時によく経験をしました。ある日こちらには非は無い事柄についてお客さんが非常にお怒りでした。そして私に電話が掛かってくると、30分程度ずっーと怒りにまかせてこちらにクレームをおっしゃられていました。こちらとしてはそのクレームに至る事態を理解しており、本来ならばしっかりと説明できる準備も出来ておりました。そのクレームを入れられたお客さんも別に普段は怒りっぽくもなく普通の性格の方でありました。しかしこちらの説明など気にも留めず普段顔を合わせては言わないであろう強い言葉でクレームを続けていました。

そして別の日、そのお客さんに直接お会いし話をしに行きました。自分も結構身構えて向かいました。実際に会ってみました・・・そしたらどうでしょう、全くあの電話口では聞こえなかった柔らかい言葉で話してくれました。前回怒りの電話クレームを入れた時とは特に状況が変わったわけでもないのに。その状態でこちらから事情を説明すると、素直に理解してくれ問題は程なく収束しました。そしてそのお客さんとはその後も良好な関係を構築することが出来ました。

・・といったように、顔が見えない状態では怒っていても直接顔を合わせるとそこまで強く言わず、その後問題が解決するということを何度も経験してきました。

このように一部例外的な人もいるかもしれませんが、多くの方は顔の見えない状態で話したトーンと同じ強さで実際に顔を合わせた時に話せる人は少ないです。そういう場面に立ち会うたびにいつも思ったりしています。なぜ実際に会うことも想定出来るのに、顔が見えない時と顔が見える時でここまで態度や言葉を変えるのだろう、と。怒る必要があるときは怒るべきだと思います。ただ匿名性がある時と匿名性が無くなった時のこの差はなんだろうと思っています。そして実際に会うときを想定して、同じ態度や言葉で向かう方が良いのでは、と都度思っています。

 

それ、直接本人の前で言えますか?

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SNSや各ニュースのコメント欄など様々な個人の意見を、簡単に発信できる世の中になりました。昨今理不尽なニュースなども散見されるので、そういうものへの怒りの矛先などが、炎上などと言われる形で出てしまうことも当たり前になってしまっていると思います。誰でも情報が取得できるようになったことは、ネットの大きな効果の一つだと思いますし、自分も十分その恩恵を享受しているひとりです。ただその一方、大変危惧していることがあります。

それは言葉の凶暴性が増しているということです。

ネットのコメントなどを見ていると、本人とは何の面識もないであろう人たちが、平気でその人の誹謗中傷を行っています。そしてその情報を断片的に鵜呑みにして、さらに誹謗中傷を行っていくという光景も何度も見てきました。それは個人のみでなくマスコミなどの組織単位でも安易に行われているのが輪をかけて危惧しております。

そこで目にする言葉の質は、とてもその対象とされている人への配慮が見られない言葉が散見されます。自分も2000年代前半くらいから某掲示板とかも見たり書いたりしていました。その頃から

 

なので、もう一度問うてみたいと思います

「それ、直接本人の前で言えますか?」

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変わるのはあなたの一言からです

自分は日頃からなるべく人の悪口などは言わないように心がけています。とは言いつつも、何が悪口かどうかはその言葉を受け取る人の感じ方で変わってきてしまいます。それは個人単位ではコントロールできないことだと思っています。

そこで私なりの発言するときの基準なのですが、自分の言った言葉はあとで自分に返ってくると思っているので、自分が言われてイヤなことは相手に言わないということを心がけています。

おそらくここ数十年で、人の関係性というのはよりラフになってきていると思います。家族の関係であったり、会社などの組織内での関係であったり、ひと昔前の厳格な縦関係というものはかなり薄れてきていると思います。それは非常に歓迎できる傾向で、これからも継続していってほしいと思います。その一方そのラフさの反面言葉のモラルという面に関してはかなり低下してきているのではと常に憂慮しています。

言葉はあなたの意思を相手に伝えることが出来る便利なツールです。だからあなたが意図すれば相手に良い印象を与えることができる場合もあるでしょう。その反面、あなたが意図しないように相手に伝わってしまい悪い印象を与えてしまうこともあるのです。相手が悪い印象を受けてしまったら顔もしかめっ面になってしまうでしょう。そうすると相手の顔のシワも入りやすくなるでしょう。人相も良くなくなることもあるかもしれません。そうすると意図せず老けた?なんてことにもなってしまいかねません。

そういう老け方を防ぐためにも、あなたの普段から放つ言動を一度振り返ってみませんか。あなたのその一言が国全体の笑顔・景気・そして健康的で若々しい日々を皆が過ごしていけるようになる、かもしれません! すべてはあなたから始まっていくのです。

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