あの人休日には何してるんだろう?
会社やママ友の集まり、久しぶりに会った同級生の集まりなどで、ほぼ同じ年代や自分より年上なのにどうしてこんな若く保てているの!?って思うようなことはありませんか?
そんな人たちを見て、例えば同じ職場の人なら、平日のほとんどの時間は私と同じことしているはずなのに、どこが違うんだろう?って思ったりすることもあるでしょう。確かにそうですよね。会社員として働いている方であれば大体8時間くらいは一緒の環境にいるはずですね。それが1週間で40時間、1か月で240時間・・・となったら結構な時間を同じ場所で共有しているはず!・・・なのに何なんだろうこの差は? 笑
ということで、今回は普段若く見える人がどういう趣味や過ごし方をしている傾向があるのか、というところを探っていきたいと思います。
その差はいつ生まれているの?
まずは会社などで同じような時間を過ごしているのに、どうして若く見える人と老けて見える人とでは差が出てしまうのでしょう。
同じ環境にいる時間も多少はやっていることの差はあるのかもしれません。業務用のいすはバランスボールに変えていたり、自分専用の加湿器をデスクに備え付けていたり、などの努力はしているかもしれません。しかし、それだけではそこまで大きな差は出ないものです。
やはり二人が同じ時間を共有していない時間、つまりアフター5や休日の過ごし方の差がその二人の見た目の若さに差をつけているのです。
たまにオフィスの休み時間の会話の中でこんなことを話題として挙げる人をちらほら見かけます
「最近休みの日はやることがない。暇すぎる。」
「休みの日って何してるの?」
この言葉を発するのは、新卒や20代前半の人たち少ない傾向にあります。このような発言が多いのはある程度社会人としても安定してきて自分の生活にもゆとりを持ち始めた20代後半以上の人に多い傾向があります。
もしこの発言を日常的にしている、と感じたあなた。少し注意した方がいいかもですよ?
老けのサインが近寄ってきています。
まずは外に出よう
では普段暇だ―と嘆いている方は、まず何をすればいいのでしょうか。
そういう方にまず勧めることは
外に出ることです。
普段暇でやることが無い、と言っている人の傾向として休日には家にひきこもっている傾向が非常に多いです。それを改善するだけでその人の休日に大きな変化を与えてくれます。
家の中では自分の意志によって配置されたテレビやパソコン、ベットにクーラーなど自分に便利なように生活環境が整えられています。そこにいることは非情にラクであるし、不自由することも少ないでしょう。しかしその環境の中には日常とは違うイレギュラーな刺激を得ることは出来ません。
外に出ることが若さを保つための秘訣というのは、このイレギュラーな刺激をどれだけ得ることが出来るのか、という部分が大きく関わってきます。
外出していると否が応でもでも人の目線が付いてきます。そのことで自分の身なりもある程度は整えなければとなるでしょう。そして外で誰かと会おうとしようもんなら、身なりだけではなくその人と話す内容を考えたり色々プランを考えたり・・・。このように外出することはその場での臨機応変な対応が求められるのです。ただこの臨機応変な対応、すなわちイレギュラーな刺激があなたを心も体も若い方向に導いてくれるのです。
あなたがもし若くありたいと感じつつも、家にひきこもっていたりするのならば、まずは外に冒険しに行きましょう!外の空気はきっとあなたを若返らせてくれるマイナスイオンとなってくれることでしょう。
好奇心は若さの源
人は年齢を重ねていくと、その年数分の経験を積んでいくことになります。その経験は、例えば仕事上では仕事の経験則から見出される説得力。主婦の方であれば家事の効率化、など非常に役に立つ場面が増えてきます。その経験則は周りの人も求めくれて、周囲の人の役に立っていることも多く、非常に有益な経験だと思います。
そのことにおいては。
しかし経験は時としてあなたの好奇心の邪魔をする場合があります。
あなたは今、少しスリリングな経験をしようとしています。それが20歳のあなたであれば何の躊躇もなく進んでいたようなことなのに、現在35歳のあなたは進むことが出来ませんでした。その理由は経験という見えない壁をあなた自身で作っているからです。どうしても人は年齢を重ねると色々な部分が衰えてきます。そうすると何か新しいことに挑戦することにも、どんどん消極的になってきてしまいます。
ただ、若く見える人との違いはここに出てきます。
若く見える人は、どんどん新しいことに好奇心を持って取り組んでいきます!そして挑戦してそれが自分自身の良い経験となれば、それがその人のバイタリティーとなり、その人の新たな経験の1ページとして作られていくのです。またもしその新しく挑戦したことが失敗したとしても、その人にとっては全くダメージはありません。それはその人にとって新しい挑戦はその人の好奇心をより鋭く磨く経験となり、また次のステップに進んでいく行動力となっていくからです。その人はまた別の場所で色々な人と会ったり、経験したりして、また新たなステージを切り開いていくことでしょう。そしてその人の中身も外見もより研ぎ澄まされていく、といった良い循環になっていくのです。
ストレスという言葉を忘れられる場所を見つけよう
周りの環境はそこにいる人を変えていきます。時には良い方向に、また時には悪い方向にも。自分が染まらないぞ!、と思っていてもずっとその環境にいれば、時間の経過とともにその人もそこの環境に染まっていくものです。当然ストレスがかかる環境下にいる人も同じことが言えます。例え自分が気をつけていても、ストレスがずっとかかる環境の中に居続けるとあなた自身も知らぬ間にストレスにさらされているのです。
例えば普段の仕事をしている職場で非常に大きなストレスを抱えてたとします。その時に同僚との愚痴を吐き出すための飲み会。ここに行けば幾分ストレスも発散されるかもしれません。しかしこれはストレスを忘れられる場所とは言えません。それはその場所も仕事の相手と行く職場の延長線上にあるイベントだからです。その場の気持ちは結構晴れてくるかもしれません。しかし、根本的なストレスの解消にはなっていない場合が多いのです。
本当にストレスを根本から解消する効果が高いのは、ストレスを抱えている場所にいる人とは全く利害関係もない人や場所に行って過ごすこと。これがストレス解消には非常に有効だと言えます。その利害関係の無い場所には、あなたが職場での自分を演じる必要がありません。もしかしたらその場での新しい自分を発見できる機会になるかもしれません。
そうした場を作ることが出来たならば、その場所はあなたの第3の居場所となることができます。その第3の居場所を一つ以上持っている人に若く見える人が多い傾向があります。おそらく第3の場所で知り合う人たちもまた、普段の職場での顔とは違う顔を見せている人が多いと思います。そう、その場では特に自分を盛って見せるというパワーは必要ないのです。なぜならそこはあなたにとって利害関係がない場所だからです。
若く見える人は心に余裕がある人が多いです。その心の余裕は、こういう本来いる場所ではない第3の居場所をもっていることのような行動範囲の広さ。そしてそういう場所や人をどんどん見つけていこうとする好奇心。こういうものによって余裕ができ、また新しい好奇心を見つけにいく。といった良いサイクルによって代謝が活発になっているんだろうな、と思うのです。