運動はアンチエイジングに欠かせない要素です
アンチエイジングという点においては色々なアプローチ方法があります。市販のサプリメントを飲んでみたり、エステに通ってみたり。女性であれば化粧でキレイに見せるということもあるのでしょう。
しかし、性別問わずどの人にもアンチエイジングに効果抜群なことがあります。
それは運動することです。
まあ当たり前だよ、と感じる人は多いと思いますが、その反面口だけは意志が固いのですが、実際に実行しない人が多いように思っています。では実際に運動することによるアンチエイジングへの効果はどういうものがあるのでしょうか。正直この点に関してはマイナスの面が無いように思いますので、メリットを確認してもらって、是非運動するという行動に繋げていってもらいたいと思います。
代謝が良くなり肌ツヤが良くなる
アンチエイジングという観点で運動の効果が一番見えやすい部分。それは肌ツヤが良くなることです。これはかなりの確率で確認出来ている運動による大きな効果のひとつになります。
それが一番顕著に見えるのが通っているジムでの光景です。ジムには運動を行いに、20代前半から80代くらいの方まで様々な年代の方が日々運動をしに来ています。そんな人たちを見てまず気づくのは肌ツヤの良さです。もちろんジムに入会して1週間経たない程度の人はまだなかなか効果は出きっていないかもしれませんが、ずっと通っている人たちの肌ツヤは、9割以上の割合で良いような気がします。
その理由は複数あると思いますが、まず運動により代謝が活性化されることが一番に挙げられます。運動することにより代謝が活性化され、新陳代謝が運動していない人よりもアクティブになる。そしてその効果により肌にも良い効果を与えてくれているのでしょう。正直自分は男なので化粧はしたことがありませんが、きっと運動していない人よりも化粧乗りもよくなるのではないでしょうか。
私はそれなりの年数ジムに通っているのですが、面白いことに大体ジムに新規入会してきたという雰囲気の人が分かるようになりました。もちろんその場に慣れていないという雰囲気もあります。ただこのテーマを考えるときに改めてジムに新規で入ってきた人を見てみると、既存に通っている人たちと見比べてみると肌ツヤの良さが違っているように見えました。ジムはなかなか行くのが億劫になりがちで、一週間・・人によっては入会して1回も行かずに退会してしまうというのもよくあるようですが、継続は力なりです。
確実に実感を得ることが出来る肌ツヤの良さを手に入れたいならば、運動は最も適した行動の一つでしょう。
基礎体力が上がり疲れにくくなる
最近疲れて午後になると仕事に集中できなくなる、なんてことはありませんか。それは年齢が上がってきたからかな、と思っている方。本当は基礎体力が落ちてるのではないでしょうか。
自分は大体週に3~4くらいのペースで運動するようにしています。ただ忙しい仕事が立て込んでしまってたまに運動する頻度が落ちてしまう時期があります。そんなときに私の場合はこんな負の連鎖に陥ることがしばしばあります。
忙しかったりしてうんどうする頻度が落ちていく
↓
食事の頻度は変わらないので、だんだん体が重くなる
↓
基礎体力が落ち、集中できる時間が減ってくる
↓
仕事のパフォーマンスが落ち、余計家に帰っても疲れたまま orz
というような感じで負の連鎖に陥ってしまうのです。これは普段から日常に運動を取り入れている人なら感じられる差かもしれません。結構運動の減少は体調の良し悪しに直結することは、普段から運動を習慣づけている人には納得いただける事項なのではと思います。1~2週間くらい運動から離れてしまうとこれは顕著に感じることが出来るのです。普段から運動している私で感じるこの疲れや体調の変調。それを普段から運動していない人に置き換えてみると、私からは想像できないくらいの疲労を抱えているのでは、と少し心配になってしまうくらいです。
今まで日々の生活の中に運動を取り入れている人、いない人に関わらず基礎体力は人が生活していく上で欠かすことが出来ないものです。人の1日に与えられた時間は、皆24時間を平等に与えられています。好きなだけ寝たり、遊んだり、食べたり、仕事したり使い方はそれぞれの自由です。しかし基礎体力がなければ、たとえ何かやる気があることがあったとしても、疲れてしまい休憩するという選択肢に導かれてしまいかねないのです。もし基礎体力があればその行動をするか自分から休むかという選択肢を増やすことが出来ます。そう、基礎体力があるということはあなたに選択肢を増やしてくれるのです。限られた与えらている時間を有意義に使っていきたいと考えるのならば、普段の基礎体力は必要な要素になってきます。その基礎体力が上がって動くことが出来た一歩先には、あなたにとってかけがえのない希望を与えてくれるものとなるかもしれませんよ。
習慣づけることで生活が安定する
起床する時間、ご飯を食べる時間、仕事をする時間、寝る時間というように各個人によって一日の習慣があると思います。この習慣は基本的に一定のリズムで行っている方が良いです。その事柄があなたに必要な事柄ならば、実行することを忘れるリスクが減ります。またリズムが習慣づいていることによってイレギュラーを減らすことができ、精神的な安定をもたらしやすいとも言われています。
その習慣の中に"運動すること"を入れてみるのです。そうするとあなたの一日の習慣に運動が組み込まれ、どこかで無理することなく、当たり前の一日を過ごしているとあなたは運動を積み重ねていくことが出来るのです。そして運動から受ける様々なメリットを受けることが出来るのです。
もちろん最初に習慣として一日のルーティーンの中に導入するときは、いつものルーティンに追加することになるので億劫になってしまうこともあるかもしれません。しかしこれも慣れです。自分は運動をルーティンに組み込んで10年以上になるのですが、10年以上前を思い起こしてみても特に苦に感じたことは無かったように感じます。それは運動することのメリットを感じていたので、どんどん自分の為になっていく実感があったんだろうと、今思い返してみて思います。
運動する目的は人それぞれになってくるでしょう。ただ運動することを習慣づけることのデメリットはほとんど感じません。このアンチエイジングという観点以外にも、運動を続けていれば思いがけないようなメリットにも巡り合うことができるかもしれませんよ。
気持ちがアクティブになる
見た目、という観点においても運動することは多くのメリットを与えてくれます。そしてそのメリットもう一面として、気持ちがアクティブな方向に向くということが挙げられます。
ではこの気持ちがアクティブになる、とはどういうことなのでしょうか?私が考えるところの要因は、大きく2パターン考えられます。
まず一つ目として運動することによりアドレナリンが分泌されることです。日常に一つ刺激を与える行動、それが運動です。その運動をすることによりアドレナリンが分泌されます。普段運動をしない日常では出てこないアドレナリンにより、あなたには行動力が生まれます。その行動力には運動はもちろん、食欲にも繋がるし、その積極的な行動により体力を正しく消費し、より質の良い睡眠に繋がるという、体に良いサイクルを生み出してくれるのです。
そして次に運動することにより頭を整理させてくれます。プールで泳いだり、トレーニングマシンでトレーニングする時は必ず集中します。というより集中しないとかなり運動の効率が落ちてしまいます。プールで泳いでる時には水を間違って鼻に入れてしまうことも(痛い(笑))。そう、運動している時は頭は無に近い状態になるのです。これが運動するときの隠れテーマでもあります。運動をしている時は、それまでの一日の嫌なことや気にしてしまっていることは、一旦リセットされます。そして運動が終わった時には、それまで悩んでいたことはかなり圧縮されていることが多いです。時には考えの不必要な部分がうまくそぎ落とされて、しっかりアイデアとして整理されて解決されている、なんてこともしばしばあります。そうすると自分の気持ちはアクティブな方向に向かい、次のことに頭を向けることが出来るのです。
このように運動することは、単に見た目などのフィジカル的なメリットだけではなく、精神的な安定をももたらしてくれるのです。筋肉質になりたい、痩せたいという目的で運動をする方もいらっしゃいますが、精神的に落ち着きたいという目的の方も運動は効果があるということをお伝えしておきたいと思います。
長く健康で楽しく生活するためにも
人生100年時代に入ってくる、なんて世間では言われてきています。定年が65歳だとした場合、100歳まではまだ35年もあります。まだこれまで頑張ってきた65年の人生もまだ人生の終着点まで3分の1も残っているのです。それに加えてこれまでの3分の2の人生と比べると確実に体力的に落ちてくることは避けれません。じゃあ定年後になったら時間も空くので、そこから運動を始めればいいや!・・・と思ったりしていませんか??
確実にそれでは遅きに失しています。確実に足腰から段々筋力は落ちてきます。集中力も欠如していき、その下降線も年齢を重ねれば重ねる程降下する角度が鋭くなり、急激に落ちてくると言われています。私の祖父母は90歳以上の年齢でも生きています。そして90歳を超えても尚自らの足でしっかり歩き外食などに行けているのです。その姿は同年代の方よりもいきいきしており、自分の尊敬できる姿でもあります。
もしあなたが100歳近く生きることが出来たとします。そんな長生き出来たにも関わらず、残りの十数年が体がうまく動かずあまりどこにも行くことが出来ない。また運動する機会も減ってきて、食欲も減退してします。歩く・食べるという生きるために行う基本的なことが自分で出来なくということは、本当に生きていく上で楽しさのほとんどを奪われるようなものです。
その為にしっかり体が動くうちから、筋肉量を増やすこと。難しければ増やさなくてもいいので今の状態をなるべくキープする努力をするべきです。アンチエイジングという言葉は、昨今では年齢より若く見えるという意味で注目を浴びている節もありますが、今の年齢状態をキープするこということ。それもアンチエイジングの重要な役目の一つだと思っています。自分が今この年齢だから、もうこれは私には関係ない・・などという姿勢ではそのまま老いに体が負けています。ですので、そこは今までの既存の仕組みは全て鵜呑みにするのではなく、私はこのままでいいのだろうか?現状に満足していいのだろうか?という問いを常に自分に問いかけていきましょう。楽しい人生を送るためにも日頃からの体作り。その体作りはあなたの一生を楽しくさせてくれる秘宝がいっぱい隠れていることでしょう。