みなさんこんにちは、こんばんは!
さて、初対面の人に会ったり、普段から関係性のある人と交流をはかるためにお話ししたり、そのケースごとに付き合いが必要になってくるということがあります。
人付き合いというやつです。
ただ言葉で"人付き合い"と言っても、人付き合いには2つのパターンがあります。
- 自ら進んで行動する ⇒ 嬉しい人付き合い
- 気が進まない行動 ⇒イヤイヤ人付き合い
この2つに分類されます。
嬉しい人付き合いは、自分から進んで行動するのですから、あなた自身は人付き合いをするときには前向きな気持ちで行動することが出来ています。
人付き合いには、相手の感情というものがあるので必ずしもうまくいくと断言することは出来ませんが(一方的な片思いなケースとか)、少なくとも嬉しい付き合いではあなたの熱意やモチベーションは相手に強く伝えることが出来ることでしょう。
一方、あなたの気が進まない"イヤイヤ人付き合い"は、人付き合いという行動に対してあなたの熱意やモチベーションが込めにくいようになっているでしょう。そうすると、その人付き合いがうまくいくかは別として(逆に自分が劣勢に回ることで人付き合いが成り立つ場合もある)、あなたは非常にイヤな思いやストレスを抱えることがあるでしょう。
「人付き合い」という言葉を使う時には、おそらく9割方イヤイヤ人付き合いのことを指しているように思います。
そしてその人付き合いが苦手、と言う人にとってはそれは単なるストレスだけではなく、その延長線上に体調に支障をきたすくらいの精神的負担になることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は人付き合いが苦手な人へ、どう対処しストレスと向き合っていけばいいのか、ということをお伝えしていきたいと思います。
人付き合いが苦手で、ストレスを抱えてしまう人の対処法は?
まず話を進めていく前に、私も人付き合いが苦手、と思っておられる方の気持ちはよーく分かります。
なぜなら、私も人付き合いが苦手であったので(笑)
ただ、今はホントに人付き合いも特に苦にはなっていませんし、初対面の人に対しても特に苦手意識というものは無くなっています。
元からの性格もあるのかもしれませんが、本来は人と話すことは苦手な人間ではなかったと思います。
しかし人付き合いは苦手でした。
私が思うに、"話すこと"と"人付き合い"は一見似たような意味の言葉のように思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私の中では別の意味の言葉であり行動だと思っています。
もちろん両方得意、または両方苦手、というような場合もあるのでケースバイケースだと思っています。
なので、ここから人付き合いが苦手な人の原因や対処法をお伝えしていきたいと思いますが、先に結論からお伝えしておきたいと思います。
結論、
「無理に人付き合いを得意にならなくてもいい」
と思っています。
今回はいかに人付き合いがストレスになってしまっている人が、その苦しみから逃れるための方法をお伝えしていくのであって、無理に人付き合いを好きになりましょう!といったような、暑苦しい感じではないので、気楽にのぞいて行ってもらえればと思います。
それでは進んでまいりましょう。
なぜ人付き合いがストレスになってしまうのか?
さて、何事も問題を解決するためには、何が原因かということを知っておかなければ、解決に進むことはできません。
では"イヤイヤ人付き合い"はあなたにとって、何がストレスの原因となっているのでしょうか。
そのストレスの原因、それは
「あなたがその人付き合いに意味や効果を感じていない」
というところにあると思っています。
その人付き合いはなぜ必要なのかを考えてみる
それではひとつ例を挙げてみましょう。
あなたは不動産の仲介業を営む会社の営業マンです。
その仕事は不動産のオーナーさんから家や土地を借りたり買い取ったりすること。そしてその家を必要とするお客さんを見つけて契約を取ってお金をいただくことによって商売が成り立っています。
つまり、自分たちだけでは商売は成り立たないということになります。
そこで必要になってくるのが人付き合いになってきます。
もしかするとオーナーさんへの接待なども発生してきたりするかもしれませんね。
普段の忙しい業務の時間プラス、オーナーさんへの接待が入ってきたとします。
それは商売をする上では必要なことなのかもしれません。
ただ、このオーナーさんはあまり所有している物件がなく、正直なところ最近あまり自社の売り上げには貢献してくれていないという現状があるようです。
この時に気が進まない人付き合い=イライラ人付き合いの原因が発生してくるのです!
「果たしてこの人付き合いに意味はあるのだろうか?」と。
必要なら人付き合いの断捨離を行っていこう
と言ったように、自分が行っていることとその人付き合いによって得られる効果との乖離が出た時に、あなたはその人付き合いがイヤになってくるのです。
なので、このイライラ人付き合いから解放されるために、やるべきこと。
それは
人付き合いの断捨離です
自分があまり効果に見合ってないな。
そんなにこれ以上付き合いを続けていても意味を感じないな。
と感じた人付き合いに関しては、それがストレスとなっているのならば見直してみた方がいいと思います。
でも、ちょっと待って!
「このケースとかもそうだけど、会社の指令とかであったら簡単に人付き合いを削ること出来ないよ。」
と思う人もいることでしょう。
しかし会社も利益がなければ続けることが出来ない組織なのです。
人付き合いも必要な要素ではありますが、まずは売り上げを立てることが出来て、組織として継続出来てこその会社です。
なのでこういうようなアプローチをすることが出来るのではないでしょうか。
- 最近あのオーナーの売上が減っています。会社の売上向上のために別のオーナーに注力させていただいた方がいいと思うのですが。
- より売上を上げるために新規開拓を行いたいと思っております。そのため少し接待の頻度が落ちてしまう可能性があるのですがいかがでしょうか。
といったようなアプローチです。
しっかり会社のためを思って行動する結果、接待が減ってしまいますがご了承ください、といった視点のすり替えを行います。この他にもその会社によって独自の切り口があることでしょう。
まずはあなた(会社)のためを思って行動します!・・・その結果人付き合いが減ってしまいますがご了承ください。
といったスタンスを取ることが出来れば、多くの場合は解決するはずなのです。
しっかり"ギブアンドテイク"を忘れずにしておきましょう。
そうするとあなたにとって良い方向に向けることが出来るようになります。
時間の経過が解消してくれることも
と、うまくイヤイヤ人付き合いを回避する方法をお伝えしてきました。
が、本質的には苦手を克服する、という方法の方が本来は自分の将来的にとっても良いのでは、とは思っています。
そのためには、場数を踏んで人付き合いに慣れることが重要です。
って、本来それが苦手だから困ってるんじゃん!
と思われた方、
少しお待ちください(笑)
人は成功体験を重ねてくると、自然と苦手意識が無くなっていくことがあります。
そう、人付き合いが苦手という人には
人付き合いでの成功体験が少ない
という傾向があるのです。
ではそういう人はどうやって成功体験を重ねていけばいいのでしょうか?
こういう時に便利になるのが、冒頭でお伝えした自ら進んで人付き合いを行う=嬉しい人付き合いをすることなのです。
そして、嬉しい人付き合いを自分からする
ということが重要になってきます。
自分から進んで人付き合いをするということなので、あなたには苦手意識は少ないことでしょう。
ただ・・・自分から人付き合いを始めることには抵抗がある。。という方もいらっしゃるでしょう。
でも、少し視点を変えてみましょう。
人付き合い=しっかり会う時間を確保したり、ご飯を一緒に食べに行く
という風にハードルを上げていませんでしょうか?
こうなってしまうと、人付き合いというものがあなたにとってハードルの高いものになってしまいます。
ではなくて、ホントに簡単なところからでいいのです。
例えばいつもやり取りしている人と、いつもは相手側からメッセージを送ってくる。
でも今日ははじめて私からメッセージを送ってみた!
と言ったことも、立派な自分から行動した人付き合いになるのです。
そしてそれが出来たらしっかり自分を褒めてあげましょう。
この褒め=成功体験があなたに自信を与えてくれるのです。
そしてその成功体験の積み重ねが、次第にあなたの人付き合いに対する苦手意識を和らげていく手段となっていくのです。
自分から進んでしたい人付き合いを探しにいく
ここまで人付き合いが苦手な人は、どう対処していけばストレスなく過ごしていくことが出来るのか、ということについて書いてきましたが、最後結論はこんな感じなんだと思います。
「自分の興味がある方向に自分の意思で動くこと」
先ほど例にあげた会社員の人付き合い対処法の時にも、確かにどう回避するかということを書きました。しかし本質的なところは
何をしたくてこの会社に入ったのか
↓
それを成し遂げるためには何が必要なのか
↓
そのためには何をしなければいけないのか
ということが分かっていれば、あなたの行動すべき理由が出来て、行動の優先度が明確に分かる。
そして
納得して動くことが出来れば不満も出ない!
というのが本質的なところではあるのでしょう。
いつかは誰しもが終わりを迎える人生という短い時間の中で、いかに有意義な人付き合いをすることが出来るのか。
それが自分の人生が終わった時に振り返って感じる、幸福度のバロメーターになる、のかもしれませんね。