みなさんこんにちは、こんばんは。
さて、ここで突然ですがみなさんに質問です。
非常に良い対応で料理もおいしいレストランでした。
しかし、最後のデザートと一緒に出してもらったコーヒーが、大事な洋服の上にこぼされてしまいました。
さてあなたはその時ウエイターに対してどのようなことを思うでしょうか?
という問題です。
人によってはすごい勢いでウエイターに怒りをぶつける人もいれば、まあまあしょうがないよね、と言ってその場を済まそうとする人もいるでしょう。
ではこの考え方のどちらがポジティブになれないと悩んでいる人には正解なのでしょうか?
それは、どちらも間違いではないのです。
え?と拍子抜けしてしまった人すみません(笑)
でもちゃんとした理由は次に続きます ↓
あなたがポジティブになれない、その悩みを解決する方法とは?
ポジティブになれない人は、結構私の周りでも見かけることがあります。そして結構な確率で、自分から「ポジティブになれないんだよ」なんて言っているといった場面にも遭遇しているような気がしています。
そうなんです。ポジティブになれないと悩んでいる人は、自分がポジティブになりにくことを自覚している人が多いのです。
もしポジティブになれない人がそれを直したいと思っているのならば、結構簡単に直すことが出来るはず!←と思うのは、すぐにポジティブに切り替えることが出来る人からみたエゴでしょうか?(笑)
ただ、それは直すことはきっと出来る、とお伝えしたいと思います。なぜなら、私も昔ポジティブになれない人だったので←
ではポジティブになれない人は、どんな原因でそうなれないのか、というところから探っていきましょう。
ポジティブになれないことのデメリットとは?
そもそもポジティブになれない、というのは元の性格の部分、そして育ってきた環境は大きく関係してくると思います。
おおらかに幼少時代から育てられてきた人や、あまり生活に不自由なく暮らすことが出来てきた人はポジティブに切り替えられる、または楽観的な性格の人が多いでしょう。
一方、厳しく幼少期から育てられたり、自分の責任は自分で取りなさいといった自責の習慣を付けていたような人は、また少し生活に苦労してきた方などは、ポジティブに切り替えにくいといった傾向がみられるように思います。
しかし、先にひとつ言っておきたいことは、どちらが良い・悪いということではないのです。
一件見た目では、やっぱりポジティブに切り替えられる方がいいじゃん!となるかもしれませんが、どちらにも良い面があります。
ポジティブに切り替えられる人は、確かに気持ちをすぐ前向きに向けることができ、どんどん進むことができます。しかしその反面、ポジティブに切り替えにくい人が持っている慎重さをあまり持ち合わせていないために、ケアレスミスをしてしまうことがあるのです。
そう、ポジティブに切り替えられない人はその人たち独自で、他の人には持っていない慎重さを持っているといったメリットの側面もあるのです。
ただ、ポジティブになりたい!という人も見ていると思うので、そういう人に伝えているポジティブになることが出来ない人の原因。それは、
「考えすぎ」です。
ポジティブになれないことの原因は?
「考えすぎ」。上記に挙げたように慎重さという部分はポジティブになれない人の大きなメリットのひとつであります。
ただ、その慎重さを裏返してみると"考えすぎ"という側面も見えてくるのです。
"捕らぬ狸の皮算用"なんて言葉もありますが、ポジティブになれない人が心配していること。
それはまだ起こっていないことに心配をしているのです。
確かに気持ちは分かります。これから最悪なことが起こってしまうかもしれないと思い、その最悪のことを回避するために身を構えたり準備をしたり。
その慎重さはしっかり身を守るための方法として、その人の良い点だと思うのです。
で、そこまで準備出来ている人に伝えたいこと。それは、ここまで準備をしたのだから、これ以上は心配しなくてもいいのでは?ということなのです。
ここまで準備をしっかりした。ならその時点のあなたのベストは尽くしたのです。
ここから先に起こること。それはまだ起こっていない未来のことです。
もし未来のことを心配するならば1秒先の心配から、もっと先の1ヶ月、1年…と心配をし過ぎてはキリがないのです。
ここまでやってきた準備に自信を持たせてあげることが出来れば、将来の不安を考えすぎることはないのです。
ポジティブ思考に切り替える方法とは
とは言いつつも、ポジティブになれないということはここまでの人生の積み重ねで作り上げてきた性格です。
そんなに明日からすぐに解決します!と言えるようなものでもありません。
加えてひとつのアプローチ方法が、その人に完全に合致するとも限らないので、その他のアプローチ方法も提案していきたいと思います。
無理にポジティブになろうとしないこと
ポジティブになれない人が、ポジティブになれる人からされて困ること。時には嫌悪感を抱いてしまうかもしれないこと。
それはポジティブの押し売りだと思います(笑)
絶対ポジティブになった方がいいよ!と、すごい陽気なアプローチで言われても、その人に響くどころか、暑苦しさのような嫌悪感すら抱かれてしまうこともあり得ます。そんなことがあると、より遠ざかってしまうかもしれません。
そのために頭に置いて欲しいこと。それは無理にポジティブになろうとしないことです。
確かに意識的にポジティブになろう!という心持ちは、大きく変えようと思う時には必要なことではあります。
しかし、もし自分で無理している、と感じるようならそれを無理に自分に押し付けることはやめておきましょう。
イヤになりそう、と少しでも感じたら一旦いつもの自分に戻ってください。
一回で全て変えようとしなくてもいいのです。
何回も挑戦していいのです。
そしてそのうち何回か挑戦しているうちに、自然と切り替えが出来る日が来るようになるのです。
"自分のものにすることが出来る"とは意識しなくても無意識に出来る状態のことを言います。
その域に達することが出来たと感じた時には、自分を褒めてあげましょう♪
3秒前は過去です
前の章で、まだ起きていないことは考えすぎない方がいいとお伝えしました。
その反対もまた同じです。
昨日自分の身の回りで起きたこと。それらは全てあなたにとって過去になります。
過去に起きた事実はもう変えることが出来ないのです。
ドラえもんのタイムマシーンでも開発されない限りは、変えることが出来ないでしょう。
ではその既に起きてしまったこと。もう変えられないことに執着することもポジティブになれない人の特徴のひとつでもあります。
おそらくもう変えることが出来ない過去を不安に思ってしまってのことだと思います。
気持ちは分かります。
しかし現実として、その既に起こってしまった過去はもう変わらないのです。
それならばこれから変えることが出来る今、そして1秒先の未来に向けて動く方がいいのではないでしょうか。
過ぎた過去はもう忘れましょう。
切り替えを意識的に行う
まだ起きていない未来。もう起こってしまった過去。
共通することは、今の自分では変えることが出来ないということです。
変えることが出来ないなら、しょうがない。
なら、変えることが出来る今に集中しよう!
と切り替えてみるのです。
そうするとどうでしょう。
ポジティブになれない、という感情が入り込む余地がほとんどなくなったように感じませんか?
何かが出来ない、と足踏みしている時。
それでももしあなたがその道を進みたいと思っているのならば、出来ない理由から消していってみましょう。そうすることによって、あなたがその道に進むことが出来なかった理由が明確になってきます。
そしてその明確になった理由と改めて向き合ってみます。
真剣に向き合ってみます。
真剣に向き合った結果、それでもダメと感じたならば、それは切り替えて次に進む、ということも選択肢の一つに入ってくることでしょう。
明日は明日の風が吹く
正直明日私がどうなるかは分かりません。
もしかしたら余命3ヶ月と言われたとしても、頑張って100歳まで生きることが出来るかもしれません。逆に明日起きたと思ったら何かの原因で三途の皮を渡っているかもしれません(笑)
という感じで、明日のことは誰にも分かりません。
なので、その日その時間で出来ることは、悔いないようにやっていた方がいいとは思うのです。
しかし全てがいきなり180度変えることが出来る、ということはありません。
物事や考え方を変える、ということは時に非常に大きなエネルギーが必要になることもあります。
なので、無理をすることはありません。
しかし貴重な今日という日でもあります。
少しでもあなたが変えたいと思うことがあるのならば、それに向かって少しでもいいのでアプローチしてみること。これは重要なことだと思います。
その今という時間を一生懸命アプローチすること。
その先に、あなたの変えたかったもの。その時には変えることが出来ないと思っていた未来も変えることが出来るようになっている、かもしれないのです。
しっかりと自分の信じた方向に向いて歩いてみましょう。
きっとその先に光は差してくるものです。