第3の居場所はありますか?

家と会社、以外の居場所はありますか?

オフ会,切り替え,アンチエイジング

午前の仕事が終わり、同僚とランチを楽しんでいるお昼休憩の時間。その中で色々な人と会話をしていると、徐々に仕事に慣れてきた20代後半ぐらいから、男性は二つのパターンに分かれる傾向があるように感じています。それは仕事以外の休日に何かをして楽しんでいる人とやることが無くて暇な休日を過ごしている人。それも結構その両者の違いは両極端な状態になっていることが多いです。前者は何かと土日もしっかり予定が埋まっている。一方後者は気持ちいいくらい土日は空白・・、という感じに。

先に言っておきたいのですが、この記事は決して毎日誰かと会うようなリア充になりましょう!ということを推奨しているわけではありません(笑) ただ、不定期にでも仕事・家以外のあなたの居場所を作ることを強く推奨したいと思います。仕事と家以外の場所はあなたの可能性を広げてくれる場所であり、日々のルーティンからの切り替えともなる場所になり得ます。

大人になってしまうと、会社以外で新しい関係を作ることは難しいと考えているあなたへ。新しい道を作ることは楽しくあり、あなたにとって多くのメリットがあることをお伝えしていきたいと思います。

 

第3の居場所とは?

まず会社と家以外の場所って何があるの?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。何より新しいコミュニティに入っていくことが想像できない、という声も結構聞いたりしたりもします。確かに最初はそう思うかもです。私自身も最初はそう思っていた・・・かもしれません(笑) ただ、今は興味を持った場所には積極的に行くようになっています。

ではどんな場所が良いのか?

結論としては"あなたの興味のある場所なら何でもOK"!

 

え、結論丸投げじゃん!なんて思われた方ごめんなさい(笑) ただ、本当に"あなたの興味がある場所"なら何でも良いのです。まずは自らの意思でその場所に行くことが第一歩。そしてその場所で誰かと交流が出来たならば大成功!! そのくらいの軽い感じでいければ充分です。まずは自分の足で第3の居場所に行ってみることが大事なのです。趣味のオフ会、新たな知識を学ぶためのスクール、友人同士で行っているボーリング同好会(という名の飲み会(笑))、みたいにボーダーはないのです。とにかく会社と家以外の場所であるならば。

ちなみに私は20代の頃に、音楽をキッカケにいろんなセッションやオフ会などによく行き、色々な人と交流したり時には自分の技術を磨いたり多くの経験をさせてもらいました。その頃第3の居場所での経験は、私にとって息抜きであると共に刺激をもらうことが出来る貴重な時間でした。この経験は家と会社の往復だけでは経験できないものであり、自分の考え方を構成している一つの要素にもなっているのかな、と思っています。

 

息抜きの場はありますか?

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この第3の居場所を推奨する第一の理由として、日常生活の息抜きという要素があります。みなさんも日々家事に仕事に時間やストレスから追われている日々だと思います。土日何もすることが無い、と言っていると話していると結構感じることがあります。それは第3の居場所がある人と比べて疲れている、またはストレスを抱えている傾向が多いことです。

一見土日にアクティブに動いている人の方が、体力的には土日家にずっと居る人より消耗度が高く、週明け月曜日には疲れている、というように思うかもしれません。しかし実際は明らかに土日家にずっといる人の方が疲れが残っています。その疲れというのは、体力的な疲れではなく、精神的な疲れなのかもしれません。そう、先週金曜日までの仕事から切り替えられていないのです。

一方土日をアクティブに過ごした人はどうでしょうか。たまにちゃんと切り替えろよ!みたいな人も見受けなくもないですが(笑)、基本的には先週の疲れを引っ張っていないと見える人が多いです。それはしっかり土日の間にリフレッシュが出来ているのでしょう。

結構この傾向はしっかりどの場所に行っても見ることが出来ます。一度あなたの周りの人も見まわしてみましょう。週明け疲れが残っていないかどうか。

 

利害関係の無い関係は重要

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私の場合は音楽を通じて複数の場所を第3の居場所として利用していました。時には自ら演奏するセッションをする集まり。また時には100人規模でカラオケを借り切って好きなアーティストに関して交流する集まり・・などという感じです。数年に渡ってお世話になっていたので、累計するとこれらの集まりで数百人単位の人と色々交流があったと思います。

これらの集まりでは、もちろん音楽な話に関してもするのですが、歴が長くなってくると音楽以外の話をする時間も長くなってきます。大体の集まりが「本番は2次会」と言っているくらいなんで(笑) ただこの時間が第3の居場所の居場所として重要な時間だと思っています。それは利害関係の無い人たちと色々話せることです。こういう場で会う人達はほんとに幅広い種類の方がいらっしゃいます。年齢は10代~50代後半まで。男女はもちろん、様々なバックヤードで活躍している人たちが集まる場所になります。ただ、その人達は普段の会社で仕事をしている自分を知らない人たちです。利害関係はほぼありません。そんな関係だからこそ、色々聞いたり話したり出来ること。これは第3の居場所に行かなければ経験できない大きなことです。

第3の居場所は刺激と潤いを与えてくれる

また第3の居場所では、様々な普段の日常では会いにくいであろう人々と会うことが出来ます。自分とは一回り以上離れた若い子に新しい感性をもらったり、2周り以上の方に為になる話をいただいたり。こういった話も、会社の飲み会でやり取りできる話とは種類が大きく違います。どうしても会社という組織での話し合いになると、同じ採用基準で雇われた種類の似た人が集まりがちになり、話の傾向も似てしまったり、何より組織という制約に話の内容も絞られてしまいます。しかし第3の居場所に制約はありません。それが私の刺激となり、新たな価値観との遭遇にもなるのです。

特に仕事で疲れていたりした週末には、私に潤いを与えてくれる場所になっていました。この居場所には今でも感謝しています。

 

新たな可能性を発見できる

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また第3の居場所に行くことにより、あなた自身の新しい才能を見つけることが出来る可能性もあります。私の場合はその音楽の集まりに行くことによって楽器を始めることができました。ギターから始めて、ベースも弾くようになりました。そして休日は時間を割いて練習をし、100人単位の人の前で演奏できる状態まで持っていくことが出来るようになりました。そこに何か儲けがあった訳ではありません。直接仕事に活かせる経験というわけでもありません。しかし確実に新しいことを始め、成功にまで繋げるという経験が出来ました。この経験は大きな自分への自信にも繋がります。知らない場所に行って交流を深め、そこから新しいことを始めて、やり遂げた時に共に喜びを分かちあえる場面までたどり着くことが出来た。この経験は何事にも代えがたいものです。

最初に第3の居場所に足を踏み入れた時には、そのやり遂げた場面までの想像は全くありませんでした。しかしその場所を楽しみながら年月経ていくうちに、自分に経験と自信をつけさせてくれる。そんな可能性を秘めている場所でもあります。この経験により、自分はあまり人前に立つことや初対面の人と話すことに対しても臆さない性格になれたとも思っています。

 

まとめ

平日しっかり働いて、家事をして土日は次の週の為に家でダラダラすることもその人の価値観です、否定はしません。ただ私から言えることは、それはもったいないと思うのです。最初から交流するために行くんだ!と意気込むこともないと思います。その場所に足を踏み入れるだけでも立派な第一歩です。そこからアクションをあなた自身から起こすことが重要なのです。

「休日やることないよ、いつも何しているの?」が口癖のあなたには、是非一歩を踏み出してみてほしいのです。きっと今度同じセリフを誰かから聞かれたときは、私のようにアドバイスしたくなりますから。

 

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